体調不良になりやすい

朝起きてすぐや夕方など、最後に食事をしてから長い時間が経過した後は血糖値が低い状態です。

血糖値が低いまま急激なトレーニングをすると、体内にあるブドウ糖が消費されて糖分が不足し、低血糖になります。低血糖になると冷や汗、けいれん、頭痛、手足の震え、意識障害などが起きる可能性が高くなり非常に危険です。

トレーニング中に低血糖になると、転倒してケガをしたり、ウェイトを支えきれずにつぶれたりするかもしれません。

筋肉が分解される

トレーニングする時のエネルギー源である糖質は、グリコーゲンとして肝臓と筋肉中に貯蔵されています。

トレーニングによって、肝臓に蓄えられたグリコーゲンがなくなると、筋肉を分解してエネルギーを作ります。筋肉を鍛えるためにトレーニングをしているのに、筋肉が減ってしまうのは逆効果になりますよね。

トレーニング後に栄養を補給しても、分解された筋肉の修復に使われるので筋肥大の効果は低くなります。

また、肝臓にあるグリコーゲンは、長くても一晩分の絶食を満たす程度の量しか保存できません。朝起きてすぐ空腹で行う運動は、筋肉を減らすための運動と言っても過言ではありません。

トレーニングの効果を上げるには、トレーニング前の栄養補給がとても大事になります。

ダイエットの効果を高めたいからと言ってトレーニング前に何も食べないのは、効果が薄れると同時に危険性がましますので何か栄養補給してからトレーニングをするようにしましょう!

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