「最近、首や肩がずっと重い……」
「スマホやパソコンを使っていると首が前に出てしまう」
「マッサージをしても、すぐに首こりが戻ってしまう」
このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
特にデスクワークが長時間続く方に多いのが、いわゆる「ストレートネック」です。
ストレートネックは、単純に「首だけが悪い」と考えるのではなく、首・肩・背中を含めた姿勢や動きの問題として考えることが大切です。
ストレートネックはなぜ起こる?
本来、首の骨は緩やかに前へカーブしています。
しかし、パソコン作業などで頭が前に出た姿勢が長時間続くと、首や肩周辺の筋肉に負担がかかりやすくなります。
さらに背中が丸まった状態になると、肩甲骨も動きにくくなり、首だけで頭を支えるような姿勢になりがちです。
そのため、ストレートネック対策では首だけを伸ばすのではなく、背中や肩甲骨まで動かすことが重要です。
① 胸を開く「胸椎ストレッチ」
まずおすすめしたいのが、背中の上部にある胸椎を動かすストレッチです。
椅子に座った状態で両手を頭の後ろに置き、肘を開きます。
そのままゆっくり胸を天井方向へ向けるように、背中を伸ばしていきましょう。
ポイントは、腰を反りすぎないこと。
「首を後ろに倒す」のではなく、胸を開いて背中を動かすイメージです。
10〜15秒程度を2〜3セット行いましょう。
② 肩甲骨を動かす「ローイング」
次に取り入れたいのが、肩甲骨を寄せるトレーニングです。
チューブや軽いダンベルなどを使い、腕を後ろへ引きながら肩甲骨を動かします。
このとき、肩をすくめないことがポイント。
背中の筋肉を使って肩甲骨を安定させることで、デスクワークで丸まりやすい上半身を整えることにつながります。
10〜15回を2〜3セットから始めてみましょう。
③ 首だけに頼らない「壁立ち」
最後は、正しい姿勢を身体に覚えさせるための壁立ちです。
壁に背中をつけて立ち、後頭部・背中・お尻を壁に近づけます。
無理に後頭部を壁へ押し付ける必要はありません。
その姿勢でゆっくり呼吸をしながら、20〜30秒キープしましょう。
「自分が普段どのような姿勢になっているのか」を確認するだけでも、姿勢改善への意識が変わります。
ストレートネックは「首だけ」を改善しない
ストレートネックや首こりに悩んでいると、首を揉んだり伸ばしたりすることばかり考えてしまいがちです。
しかし、デスクワークによる姿勢の乱れでは、胸椎・肩甲骨・背中の動きも大きく関係します。
だからこそ、
「首をほぐす」+「背中を動かす」+「姿勢を支える筋肉を鍛える」
という3つのアプローチがおすすめです。
パーソナルトレーニングでは、一人ひとりの姿勢や身体の動きを確認しながら、必要なストレッチと筋力トレーニングを組み合わせていきます。
「首や肩のつらさを何とかしたい」「デスクワークでも疲れにくい身体を作りたい」という方は、首だけを見るのではなく、身体全体の動きから見直してみましょう。
※強い痛みやしびれ、腕の力が入りにくいなどの症状がある場合は、無理に運動せず医療機関へ相談しましょう。
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