「筋トレと有酸素運動、どっちを先にやれば痩せやすい?」

ダイエット目的でトレーニングをしている方なら、一度は気になる疑問ではないでしょうか。

結論から言うと、筋トレの効果を重視するなら「筋トレ→有酸素運動」の順番がおすすめです。

ただし、「この順番なら脂肪が劇的に燃える」という単純な話ではありません。今回は、最新の研究やメタ解析をもとに、効率的な組み合わせを解説します。

筋トレ→有酸素運動がおすすめな理由

筋トレと有酸素運動を同じ日に行う「コンカレントトレーニング」について、複数の研究をまとめたメタ解析では、筋トレを先に行った場合、下半身の筋力向上に有利という結果が報告されています。

一方で、有酸素能力については運動の順番による大きな差は確認されていません。つまり、ダイエットやボディメイクで「筋肉をできるだけ維持しながら脂肪を落としたい」という方には、筋トレを先に行う考え方が合理的です。 (PubMed⁠)

「有酸素を後にすると脂肪が燃える」は本当?

ここは注意が必要です。

「筋トレをすると脂肪燃焼モードになり、その後に有酸素をすると脂肪がどんどん燃える」という説明を見かけますが、運動中の脂質利用だけでダイエット効果を判断するのは不十分です。

実際、運動の順番を比較したメタ解析では、体脂肪率については筋トレ→有酸素と有酸素→筋トレで明確な差が認められていません。 (PubMed⁠)

重要なのは、運動中に何をエネルギーとして使ったかだけではなく、長期的に見て「消費エネルギー」「食事」「筋肉量」「運動を継続できるか」を含めて考えることです。

本気で痩せたいなら「順番」より大切なこと

2025年に発表されたメタ解析では、筋トレ・有酸素運動・両方を組み合わせたトレーニングを比較した結果、有酸素運動は体重・脂肪量の減少に、コンカレントトレーニングは筋トレ単独より脂肪量の減少に有利という結果が示されています。

一方で、筋肉量の維持という点では筋トレを組み合わせるメリットも重要です。 (PubMed⁠)

だからこそ、ダイエットでは「有酸素だけをひたすらやる」のではなく、

筋トレで筋肉に刺激を入れる

有酸素運動で活動量を確保する

食事で適切なカロリー収支を作る

という考え方がおすすめです。

パーソナルトレーナーとしてのおすすめ

ダイエット・ボディメイクが目的なら、基本は

①筋トレ → ②有酸素運動

の順番がおすすめです。

例えば、

・筋トレ:30〜60分

・有酸素運動:15〜30分

・ウォーキングやバイクなど、無理なく継続できる種目を選択

といった組み合わせです。

ただし、マラソンなど持久力向上が最優先なら、有酸素運動を先にするなど目的に合わせて順番を変えるべきです。研究でも、運動順序による効果は目的によって異なり、最新のレビューでは「筋力・パワーを重視する場合は筋トレを先にする」ことが有効とされています。 (PubMed⁠)

「筋トレ→有酸素運動」は、筋力を維持・向上させながらダイエットしたい人におすすめの基本形です。

ただし、順番だけで脂肪が劇的に落ちるわけではありません。

本当に重要なのは、

筋トレ+有酸素運動+食事管理+継続

の組み合わせ。

「とにかく汗をかけば痩せる」ではなく、科学的な根拠をもとに、目的に合ったトレーニングを選ぶことが理想の身体への近道です。

ダイエットで何から始めればいいか分からない方は、まず「筋トレをしっかり行ってから有酸素運動」という基本から始めてみましょう。

参考にした主なエビデンス

  • 筋トレ→有酸素運動の順番と筋力・有酸素能力を検討したシステマティックレビュー&メタ解析
  • 運動順序と筋力・筋肥大・体脂肪率を検討したメタ解析
  • 筋トレ・有酸素・両方の脂肪減少効果を比較した2025年のメタ解析
  • 2025年のコンカレントトレーニングに関するレビュー

料金プランhttps://p-fit.info/price/

法人会員https://p-fit.info/corporatemember/

トレーナー紹介https://p-fit.info/trainer/

Instagramhttps://www.instagram.com/prima_fitness21/