体脂肪って何？
体脂肪と聞くと、ダイエットの敵と考える人も多いと思います。
実は健康を維持するために必要なものです。今回は、体脂肪の役割や種類、効率的な減らし方についてお話しします。
体脂肪とは？その役割とは
体脂肪とは、体内に蓄えられた脂肪のことを指します。主な役割は？
1.エネルギーの貯蔵
体脂肪はエネルギー源として機能し、飢餓状態でも生命を維持するのに役立ちます。
2.体温の維持
皮下脂肪が体を保温し、寒さから守ります。
3.内臓の保護
臓器の周りに脂肪がつくことで、衝撃から守るクッションの役割を果たします。
体脂肪の種類
体脂肪は大きく分けて2種類あります。
•皮下脂肪、皮膚の下につく脂肪で、女性に多く見られます。落としにくいのが特徴です。
•内臓脂肪、内臓の周りにつく脂肪で、男性に多く見られます。生活習慣の影響を受けやすく、比較的落としやすいです。
体脂肪率の目安
健康的な体脂肪率は？
男性の場合
～10%(引い)11～20%(標準)21%以上(高い)
女性の場合
～20%(低い)21～30%(標準)31%以上(高い)
体脂肪率が低すぎるとホルモンバランスが崩れたり、免疫力が低下するリスクがあります。
体脂肪が増える原因とは？
体脂肪が増加する主な原因は？
•カロリーオーバー、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余剰分が脂肪として蓄積されます。
•運動不足、消費カロリーが少なくなると、脂肪燃焼が進まず体脂肪が増えやすくなります。
•食生活の乱れ、糖質や脂質の過剰摂取、食物繊維不足などが体脂肪の増加に影響します。
効果的に体脂肪を減らす方法
体脂肪を健康的に減らすためには？
•バランスの良い食事、PFCバランス（タンパク質・脂質・炭水化物）を適切に管理し、栄養バランスを整える。
•適度な運動、有酸素運動（ウォーキング・ジョギングなど）と無酸素運動（筋トレ）を組み合わせることで、脂肪燃焼を促進。
•生活習慣の改善、十分な睡眠をとり、ストレスを溜め込まないことも体脂肪のコントロールに役立ちます。
適正な体脂肪率を維持しよう！
体脂肪は多すぎても少なすぎても健康に悪影響を与えます。食事・運動・生活習慣を見直し、適正な体脂肪率を維持することが大切です。パーソナルトレーニングでは、個人の体質や目標に合わせた指導が可能ですので、無理なく健康的な身体づくりを目指しましょう！
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