“水分補給とダイエット”の関係

「水をしっかり飲むと痩せやすい」と耳にしたことはありませんか?

水分補給がボディメイクの成果を左右する場面を何度も目にします。今回は、水と代謝の関係について!

1. 水が基礎代謝に与える影響

私たちの体は約60%が水分でできています。血液、筋肉、内臓、ホルモンなどの働きには常に水が必要です。

研究によると、500mlの水を飲んだあと約30〜40分間、エネルギー消費量が一時的に約30%増加すると報告されています。

これは「水を飲むことで体温を保つために熱産生(カロリー消費)が起こる」ためです。

※冷水を飲むと体が水を体温まで温めるため、さらにわずかに消費エネルギーが増えると言われています。

2. 水分不足は“代謝のブレーキ”

脱水状態になると、血液がドロドロになり、酸素や栄養素が筋肉に届きにくくなります。

結果として

・脂肪をエネルギーに変える酵素の働きが低下

・筋トレ時のパフォーマンス低下

・疲労感や頭痛が増える

※代謝を高く保つためには、常に細胞がうるおった状態を維持することが重要になります。

3. ダイエット中に水を飲むメリット

水はカロリーゼロ。ジュースやスポーツドリンクに比べてエネルギー摂取を抑えられるだけでなく、次のような利点があります。

・食前に水を飲むと満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止に

・老廃物を尿や汗で排出 → むくみ予防

・筋肉の合成・修復をサポート(筋肉は約75%が水)

4. 一日の目安摂取量

個人差はありますが、体重×30〜40ml が一日の水分量の目安。

体重60kgの方なら 1.8〜2.4L が目標です。

ただし、コーヒー・お茶・スープなども一部水分としてカウント可能です。

汗をかくトレーニングを行う日は、さらに500〜1000mlプラスしましょう。

5. 効果を高める水の飲み方

朝起きてすぐ 常温の水をコップ1杯(寝ている間に失った水分を補給)

食事の30分前 消化を妨げないタイミングでコップ1杯

トレーニング前後 体重減少分の1.5倍の水を目安に補給

一度に大量に飲まず、こまめに:腎臓や胃腸に負担をかけない為

6. 注意したいポイント

「水を飲めば飲むほど痩せる」わけではありません。

過剰摂取は低ナトリウム血症を引き起こすリスクがあります。特に短時間で数リットル以上飲むのは危険です。

また、水だけに頼らず、適切な食事と運動がダイエットの基本であることを忘れないようにしましょう。

・水は代謝に欠かせない“体の燃料”

・500mlの水を飲むと一時的に消費カロリーが増加するという研究がある

・十分な水分補給は脂肪燃焼、パフォーマンス、むくみ改善にもプラス

・体重1kgあたり30〜40mlを目安に、こまめに水を飲みましょう

水分補給は、最も手軽で効果的な代謝サポートの方法です。

トレーニング・栄養管理と合わせて「上手な水の取り方」を習慣にし、効率よくボディメイクを進めていきましょう。

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